Webマーケターとは?

Webマーケターになるには?経験者が5つの方法を難易度別に解説

完全未経験からWebマーケターに転職する5つの方法

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最近はWebマーケターの需要が高まっているという背景もあり、未経験からWebマーケティング職に転職する人は増えています。

しかし、誰でも転職できるわけではありません。未経験からの転職は非常にハードルが高く、採用されているのはごく一部の人達です。

「とりあえず書類を出してみるかで、30社以上応募したけど、まだ1社も面接まで行けてない。。。」という方も多いはずです。

そこで今回は、ECベンチャーでWebマーケティングの責任者を務める僕が、未経験からWebマーケターに転職する方法を5つご紹介します。

誰でも100%転職を成功させる方法!。。。というのは無いのですが、転職の成功確率を高める方法はいくつかあります。どんな方法にもメリット・デメリットがあるので、自分に合う方法を選んでいただければと思います。

また、僕自身が20代後半で未経験からWebマーケターに転職しており、その体験談もご紹介するので、良かったら参考にしてください。

わかりやすく解説していきます!
イチ

目次

1万字以上の記事なので、結論がとにかく知りたい!という方は、こちらからジャンプしてください。
» 完全未経験からWebマーケターに転職する5つの方法

僕の経歴

  • 大学卒業後にメガバンク入行。20代後半で未経験からECベンチャーのWebマーケターになりました。
  • 現在は事業部のヘッドとして、戦略企画から施策の実行まで担当しています。

1. Webマーケティング(Webマーケター)とは?

Webマーケティング(Webマーケター)とは?

有名なWebマーケティングの入門書『マンガでわかるWebマーケティング』では、Webマーケティングの定義を以下のように説明されてます。

「売上が上がるための戦略、考え方、それを実現させるための仕組み・施策・運用手段のすべて」

引用:マンガでわかるWebマーケティング

完璧な表現ですね。僕なりにあえてシンプルに言えば、『売るためにWebを通じて何でもやる』というのがWebマーケティングだと思います。

一番わかりやすいのは広告じゃないでしょうか?誰でもGoogle・Yahoo!で検索したときに一番上に出てくる広告を見たことあると思うんですが、あれもWebマーケティングの施策の一つです。

何かを売ると言う意味では営業と一緒ですが、営業との違いは非対面で、仕組み化されているところですね。

例えば広告は一度セットしてしまえば、あなたが寝ている間も勝手に表示されて、勝手に商品が売れます。つまり、放置しても売れ続けるわけです。すごくないですか?笑
イチ

最近はキングコングの西野さんとか、メンタリストのDaigoさんとか、個人で年間10億円稼ぐみたいな人がテレビに出たりしますが、彼らはWebマーケティングを極めた人たちです。売れる仕組みづくりの天才です。

そこまでいかずとも、副業で月数十万円を稼いでいるWebマーケターはゴロゴロいますよ。

Webマーケティングという仕事の魅力は、

  • 個人で稼ぐポテンシャルが大きい(副業・独立しやすい)
  • PC1台あればどこでも仕事できる
  • 将来性が抜群

の3点かと思います。なので、「個人で稼ぐスキルを身につけたい」「これから需要が伸びていく領域で仕事がしたい」という方におすすめです。

では、次項で具体的な仕事内容を紹介していきます。

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2. Webマーケターの仕事内容と種類

Webマーケターの仕事内容と種類

代表的なwebマーケティングの仕事内容を10個紹介します。あなたがwebマーケターになると、おそらくこの中のどれかをやることになります。

  • Web広告運用(Google・Yahoo・SNSなど)
  • SEO対策(メディア運営)
  • アフィリエイト広告
  • SNS・YouTube運用
  • Web制作
  • モール出店(Amazon・楽天など)
  • メールマガジン・LINE配信
  • キャンペーン・プロモ企画
  • 商品企画
  • マーケティング戦略策定

次に、最もメジャーな施策であるGoogle広告運用とSEO対策を紹介します。

Google広告運用

Web広告で一番利用されるのがGoogleのリスティング広告です。検索結果の一番上に表示されるあの広告です。

Google広告運用 - Webマーケターの仕事内容と種類

広告運用担当のミッションは広告の成果を最大化させることです。そのために広告を改善していくのが日々の業務になります。

具体的には、下記のようなことを行います。

  • キーワードの見直し
  • 広告文の修正
  • 地域設定の変更
  • 予算調整
  • ランディングページの改善

例えば、広告のクリック率を1%から2%に改善することができれば、売上が2倍になる可能性があります。すごくないですか?笑

まぁ、実際にはそこまで上手く行くことは珍しいですが、それくらいの影響力があります。

Googleリスティング広告はWebマーケティング施策の基本であり、最も重要と言っても過言じゃないです。
イチ

SEO対策(メディア運営)

SEO対策とは、自社のサイトを検索結果の上位に表示させるための施策です。なぜ上位表示させたいかというと、上位に表示されるほどクリック数が増えるからです。

例えば、検索結果が2位から1位に上がると、クリック数が2倍近く増えます。つまり、売上も2倍近く増える可能性があります。リスティング広告同様にかなり影響力のある施策です。

SEO対策(メディア運営) - Webマーケターの仕事内容と種類

SEO対策のためにできることは色々ありますが、最もメジャーな手法はブログメディアを持つことです。

例えば、アパレルのECサイトの場合、「お洒落になる方法」みたいなブログメディアを作って、そこにファッション関連の記事を投稿していきます。

ちなみにみなさんが今読んでいるこの記事も「イチマーケ」というブログメディアの1記事です。
イチ

SEO対策で成功するためには、キーワード選定、サイト設計、記事設計、記事制作、被リンクの獲得などをやっていく必要があります。

SEO対策もWebマーケティング施策でかなり重視されており、多くの企業が取り組んでいます。

Webマーケターの仕事内容について、さらに詳しく知りたい方はこちらの記事も参考にしてください!
» Webマーケターの仕事内容を現役プロが超具体的に解説【僕の一日も紹介】

Webマーケターの仕事内容を現役プロが超具体的に解説【僕の一日も紹介】
Webマーケターの仕事内容を現役プロが超具体的に解説【僕の一日も紹介】

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3. Webマーケティング会社の種類

Webマーケティングの会社の種類

Webマーケティングの会社は大きく分けて2種類、事業会社支援会社です。そして事業会社には、EC企業メディア企業があります。

事業会社とは

EC企業

EC(E-Commerce)企業とは、ネットで自社の商品・サービスを販売している会社です。最近よくYouTube広告で見るのは、お菓子を販売しているsnaq.meとか、香水を販売しているCelesとかですね。

snaq.me

出典:snaq.me

こういう、実店舗をもたずにECのみで商売しているところはベンチャーが多いです。一方でSONYみたいに、実店舗で商売していたところが、ECも始めるパターンもあります。こちらは大手・老舗が多いです。

sony - EC企業

出典:SONY

メディア企業

メディア企業とは、いわゆるWebメディアで、自社商品は持たずに主に紹介手数料や広告費で稼いでいる企業です。例えば、『ウォーターサーバー おすすめ』で検索すると、上位にミズコムと言うメディアが出てくるかと思います。

ミズコム - メディア企業

出典:ミズコム

ミズコムではいろんなウォーターサーバーが紹介されていますが、ミズコム経由でウォーターサーバーが売れると、ウォーターサーバー会社からミズコムに紹介手数料が支払われます。

ミズコム自体はウォーターサーバー屋さんではないです。あくまでおすすめのウォーターサーバーを紹介しているだけです。
イチ

メディア企業にも色々種類はありますが、まずはこの『情報発信をして、集客し、紹介手数料で稼ぐ』モデルがあるというのを理解しておけばOKです。

EC企業と聞いて、Amazon・楽天は?と思った方もいるかもしれませんが、これらは自社商品を持っていないので、ビジネスモデルはメディア企業に近いです。ま、あまり厳密な区別は必要ないんですけどね。

支援会社とは

支援会社とは事業会社のマーケティング活動を支援する会社です。代理店とかコンサルとか言われてます。

Webマーケティングの仕事は専門性が高く、営業など他の職種に比べて業務が独立しているので、外注することが多いです。Web広告の運用ならWeb系の広告代理店に、SEO対策ならSEOコンサルに外注するといった具合です。

ちなみに広告代理店はSEOコンサルも行っているケースが多いです。自らをSEOコンサルと呼ぶ会社は、本当にSEOコンサルのみに特化している印象です。

この領域で大手といえば、サイバーエージェントオプトです。広告運用とSEO対策の両方で日本のトップです。

サイバーエージェント - 広告代理店

出典:サイバーエージェント

Webマーケティングの会社について、さらに詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ。
» 【転職希望者向け】Webマーケティング会社の種類を現役プロが解説

【転職希望者向け】Webマーケティング会社の種類を現役プロが解説
【転職希望者向け】Webマーケティング会社の種類を現役プロが解説

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4. 未経験から転職するならどの会社がおすすめ?

未経験から転職するならどの会社がおすすめ?

おすすめの転職先は当然ながら「人による」のですが、それだと身も蓋もないので、僕なりに下記3つの切り口で考えてみました。

  • 転職のしやすさ
  • やりたいこと
  • 年収とキャリア

以下、詳しく解説していきます。ぜひ参考にしてみてください。

(1) 転職のしやすさ

転職のしやすさでいえば、一番のおすすめは広告代理店です。未経験からの転職のしやすさは、↓のようなイメージです。

転職のしやすさ

広告代理店 >> EC企業 > メディア企業, SEOコンサル

1社目で広告代理店を選んで、そこから事業会社に転職していく人も多いですよ。
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(2) やりたいこと

「自分が何に向いているか分からない」という方は、Webマーケティング全般に取り組める可能性がある企業に行くのがおすすめです。例えば以下のような企業です。

  • SEOコンサルもやっている広告代理店
  • 自社でブログメディアを運営している広告代理店
  • EC企業
自分のやりたいことが具体的に決まっていない人は、幅広い業務にチャレンジできる会社に行き、自分の適性を見極めましょう!
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(3) 年収とキャリア

「少しでも高い年収がいい」「今後のキャリアにプラスに働く会社がいい」と思ってませんか?

結論、未経験からの転職であれば、広告代理店、EC企業、メディア企業、SEOコンサルのどこに行っても大差無いです。

なので、(1) 転職のしやすさ、(2) やりたいことを重視して、転職先を決めるのがおすすめです。
イチ

会社の選び方については、こちら↓の記事で詳しく解説しています。気になる方はぜひチェックしてみてください。
» 【転職者向け】失敗しないWebマーケティング会社の選び方 | 3つの切り口で解説

転職経験者が語るWebマーケティング会社の選び方 | ヤバい会社の特徴も紹介

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5. 完全未経験からWebマーケターに転職する5つの方法

完全未経験からWebマーケターに転職する5つの方法

お待たせしました。完全未経験からWebマーケターに転職する方法をご紹介します。結論から言うと下記の5つです。

  • ① いきなり転職エージェント or 転職サイトから応募する
  • ② Webマーケティングスクールに通ってから転職する
  • ③ 個人で実績を出してから転職する(ブログ, YouTube, SNSなど)
  • ④ 社内異動でWebマーケティング関連部署に行く
  • ⑤ アルバイトから始める

それぞれの方法について、転職成功率や費用、転職までの期間などを表にまとめました。

<=横スクロールできます=>

方法
いきなり転職エージェント

Webマーケティングスクール

個人で実績

社内異動

アルバイト
転職成功率1 out of 5 stars4.5 out of 5 stars1 out of 5 stars
(会社による)
5 out of 5 stars
費用0円数十万円数万〜数十万円0円0円
転職までの期間半年くらい3ヶ月くらい1〜2年以上
(会社による)
3ヶ月くらい
備考いきなり未経験からの転職は
かなり難易度が高い。
費用はかかるが、8 〜 9割は
Webマーケターになれる。
実績を出せたら転職できる
が、実績を出すのが難しい。
勤め先企業でWebマーケター
を募集中なら可能性あり。
給料が大幅に下がる。最終
手段。

「短期間で確実に転職したい」という方には、②のWebマーケティングスクールがおすすめです。

以下、それぞれの方法について、詳しく解説していきます。

① いきなり転職エージェント or 転職サイトから応募する

結論から言うと、いきなり未経験からWebマーケターの求人に応募する場合、ほぼ採用されません。

『未経験歓迎』の求人はありますが、あくまで『実務経験無しでもOK』という意味であり、Webマーケティングに関する最低限の知識は必要です。

なお『最低限の知識がある』と見なされるのは、Webマーケティングスクールに通った人か、個人で実績を出した人のどちらかです。つまり、ある程度実務的なことができる状態です。

「未経験歓迎だし、とりあえず申し込んでみるか〜」と思っていた方、少し厳しいことをお伝えしますが、面接に行くことすら難しいと思ってください。

ただし「とりあえず転職エージェントに会って話を聞いてみる」というのはおすすめです。というか必須です。
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なぜなら、「どんな求人があるのか?」「あなたの経歴から考えてどんな求人と相性がいいのか」などアドバイスしてくれるからです。

またこれからWebマーケティングスクールに通う予定の人や、個人で実績を出そうと考えている人も、いずれは転職エージェントを使うことになります。

色々と動き出す前に、まずはエージェントの話を聞いて現状を把握しておくことで、今後の動き方を考えやすくなりますよ。

Webマーケティング転職におすすめの転職エージェントはこちら↓の記事で紹介しています。興味がある方はどうぞ。
» 【プロが厳選】Webマーケティングでおすすめの転職エージェント・サイト5選

【プロが厳選】Webマーケティングでおすすめの転職エージェント・サイト5選
【マーケターが厳選】Webマーケティングでおすすめの転職エージェント・サイト5選

続きを見る

転職エージェントは無料で利用できるので、一度話を聞いておいて損はないですよ。
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② Webマーケティングスクールに通ってから転職する

Webマーケティングスクールに通う場合、いきなり求人に応募するよりも格段に転職成功率が上がります。また、短期間(早くて3ヶ月くらい)で転職できるのも大きなメリットじゃないでしょうか。

もちろん「誰でも100%転職できる!」というわけではないですが、最も実績があるスクールだと未経験からの転職成功率が98%です。
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『転職できなかったら受講料を返金する』という、転職保証を行っているスクールも存在します。

Webマーケティングスクールとは?

Webマーケティングスクールとは、Web広告運用や、SEO対策など、Webマーケティングに関する知識を教えている社会人向けの学校です。

現役プロのWebマーケターが教えてくれるので、本などでは学べない、実践的な知識を習得できるのが特徴です。

オンラインで講義を行なっているところも多いので、仕事終わりや、土日を使って受講できます。

Webマーケティングスクールに通うと採用されやすくなる理由は2つあります。

1点目は実務的な知識を習得できるから、2点目は「Webマーケターになりたい」というあなたの本気度と主体性を企業側に示すことができるからです。

Webマーケティングスクールの1つ、マケキャン by DMM.comに通って未経験からWebマーケターに転職した方へのインタビューを抜粋します。

- マケキャンに通った実績は転職活動するときに有効でしたか?

カサゴさん:そうですね、有効でした。マケキャンに通ったという話に興味を持ってくれるところが多かったです。20社くらい書類出したんですが、ほぼ面接までいけました。

今の会社(転職先)でもそうですが、まったくの未経験者をWebマーケターとして採用することはほぼないです。やはり会社にとってリスクがあることなので。

ただマケキャンに通うことで、『ある程度勉強はしてるし、自走できます』という証明ができるので、それで採用されたと思います。

引用:【マケキャン受講者インタビュー#1】未経験からIT企業のWebマーケターへ | 20代男性

- マケキャンに通った実績は転職活動するときに有効でしたか?

ゆーささん:はい、すごく有効でした。今の会社で選考を受ける際にも、Webマーケティングスクールに通って自主的に勉強したことが評価されました。

振り返ってみても、マケキャンに通ってなかったら、Webマーケターに転職できてなかったと思います。

引用:【マケキャン受講者インタビュー#2】印刷会社からWebマーケターへ | 20代女性

費用は数十万円かかりますが、未経験からWebマーケターになるための最も確実な方法です。

こちら↓の記事でおすすめのWebマーケティングスクールを紹介しているので、よかったら参考にしてみてください。
» 【口コミ・体験談あり】Webマーケティングスクール12校比較 | 2022おすすめ

【口コミ・体験談あり】Webマーケティングスクール5社比較 | 2021おすすめ
【口コミ・体験談あり】Webマーケティングスクール12校比較 | 2023おすすめ

続きを見る

自腹で高い費用を払ってでも勉強しようとしている人って本当に少ないし貴重です。そんな人なら企業は喜んで採用したくなりますよね。
イチ

③ 個人で実績を出してから転職する(ブログ, YouTube, SNSなど)

ブログやYouTube、SNSなど、今は個人でメディアを運営してお金を稼いでいる人が結構います。YouTuberなんかはすごく有名ですよね。

企業から見ると、個人で実績を出している人はかなりマーケティングスキルがある人です。なので、採用されやすくなります。

例えば、ブログで月5万円稼ぐことができれば、ほぼ確実にメディア企業、EC企業などに転職できます。
イチ

しかし、この方法はおすすめできません。なぜなら、そもそも個人で実績を出すのが非常に難しいからです。メディアを運営してお金を稼げている人は、ごく一部の人だけです。

日本アフィリエイト協議会が、1,000人を対象に行った調査(2020年)では、アフィリエイトによる月収が5万円を超えているのは、全体の8%くらいです。

アフィリエイトによる月収が5万円を超えているのは、全体の8%

出典:日本アフィリエイト協議会

また、結果が出るまで時間がかかるのも問題です。例えば、ブログで月5万円稼ぐまでに、優秀な人でも1年以上かかることが多いです。

副業でメディア運営を始めるのはOKですが、転職を成功させるためにメディア運営を始めるのは間違っています。

ぜひ他の手段を検討してください。

④ 社内異動でWebマーケティング関連部署に行く

これは転職ではないのですが、Webマーケターになれるという意味で取り上げました。

もしあなたの会社にWebマーケティング関連の部署があるなら、外部の会社に転職するよりも、社内異動の方が簡単にWebマーケターになれるかもしれません。

気になる方は、あなたの会社のマーケティング部が人材募集しているかどうか、一度上司や人事部に確認してみるといいですよ。
イチ

ちなみに会社側にとって、未経験の人材をWebマーケターとして採用するなら、社外の人よりも、社内の人の方がいいです。

なぜなら、会社の商品やサービスに対する理解度が高いし、社内での働きぶりも分かるからです。

もし社内異動の希望を出したときに、「いやぁ、君はWebマーケティングの素人だからなぁ。。。」と渋られたら、「Webマーケティングスクールに通って知識をつけるので、異動を認めてもらえませんか?」とお願いしてみましょう。

実際、スクールに通って社内のWebマーケティング部に異動する人もいますよ。

もし社内異動でWebマーケターになれそうなら、転職よりも先にそちらを検討するのはアリだと思います。

⑤アルバイトから始める

これは本当に最終手段です。

「とにかくWebマーケターになりたい。何でもいいから採用してほしい。。。」という方、アルバイトから始めるという手段があります。

会社からするとアルバイトを採用することにあまりリスクが無いので、正社員と違ってあっさり採用されるはずです。

もちろん、ずっとアルバイトで働き続ける必要はありません。あくまで実務経験を積んで、その後に正社員として転職することが目的です。
イチ

「どれくらいの期間をアルバイトで下積みすべきか?」は、その人の実力次第なので何とも言えません。

ただ、1年くらいアルバイトで活躍していたら、会社側から「正社員になりませんか?」と声を掛けられると思います。

しかし、アルバイトになるというのは、本当に最終手段です。それまでのキャリアを捨てることになりますし、給料も下がります。

「それでもいいから、とにかくWebマーケターになりたい」という方は、ぜひ検討してみてください。

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6. 転職活動を始める前にやるべき下準備 - 仕事を理解しよう

転職活動を始める前にやるべき下準備 - 仕事を理解しよう

前項にて未経験からWebマーケターになるための方法を5つご紹介しました。

どの方法で転職するにせよ、業界や仕事の知識をある程度つけておく必要があります。そのためにおすすめの方法は下記2点です

  • 本を読む
  • 動画学習サービスを活用する

以下、詳しく解説します。

まず本を読んで仕事内容を理解する

まずは本を読みましょう。本では情報が体系的にまとめられているので、全体感を理解するのに最適です。

以下、初心者の方におすすめの本を5つご紹介します。

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さらに深堀りしたい人はUdemyで動画学習

さらに深堀りしたい人はUdemyで動画学習

出典:Udemy

こちらは本を読んだ後、もっと実践的な内容を学習したい方向けです。

Udemyとはオンライン動画学習プラットフォームです。教えたい人が講座を開き、受講したい人が講座を購入できるようになっています。

例えば、こちら↓のSEO対策のコースなら、合計時間3時間22分の動画講座を10,800円で購入できます。(新規受講生割引を使えば、半額以下になることもあります。)

SEO対策コース - Udemy

出典:Udemy

他にも、Google・Yahoo!広告の運用や、Web制作に関する講座など、いろいろあります。Udemyの検索バーで「Google広告」など入力すれば、関連する講座がたくさん出てきます。

気になる方はぜひチェックしてみてください。
» Udemy 公式サイトへ
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7. Webマーケティングに向いている人・向いていない人

Webマーケティングに向いている人・向いてない人

「Webマーケターに興味はあるけど、自分は向いているのかな?」と不安を感じる方もいらっしゃるかと思います。

というわけで、Webマーケターに向いている人・向いていない人の特徴をまとめました。

Webマーケターに向いている人の特徴7選

  1. 売上を上げることに快感がある人
  2. 環境に応じて柔軟に変化できる人
  3. 物事をロジカルに考察できる人
  4. 人の気持ちを考えられる人
  5. アイディアを出すのが好きな人
  6. 地道に作業を続けられる人
  7. ITやWebサービスが好きな人

Webマーケターに向いていない人の特徴5選

  1. オフィスにずっといるのが耐えられない人
  2. すぐに結果が出ないと気が済まない人
  3. すぐに言い訳する人
  4. 疑わない人、何でも鵜呑み(うのみ)にする人
  5. テストで100点取らないと気が済まない人

これはあくまで僕の経験上、「こういう傾向があった」という話です。なので、一つの参考として考えてくださいね。

仮に向いている人の特徴に1つも当てはまらなくても、全然気にしないでください。活躍しているWebマーケターには、本当にいろんなタイプの方がいます。
イチ

さらに詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください。
» 【こんな人はやめとけ】Webマーケティングに向いてる人・向いてない人の特徴12選

【こんな人はやめとけ】Webマーケティングに向いてる人・向いてない人の特徴12選
【こんな人はやめとけ】Webマーケティングに向いてる人・向いてない人の特徴12選

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8. Webマーケター(Webマーケティング)の将来性

Webマーケター(Webマーケティング)の将来性

Webマーケターの今後が気になっている方も多いかと思いますが、僕はめちゃくちゃ将来性ある職業だと思います。

EC化率という、「国内の消費活動がどれだけWeb上で行われたか」を示す割合が経産省から発表されています。2019年時点で、なんとたったの6.79%です。

Webマーケターの将来性 - EC市場規模

出典:経産省

「え、少なっ!」って思いませんでしたか?笑 EC先進国の中国ではEC化率が35%を超えているので、日本もまだまだ拡大すると思います。

日本のEC化率が35%まで伸びるとしたら、今の5倍くらいWebマーケターの需要が拡大してもおかしくないですよね。
イチ

Webマーケターの将来性について、さらに詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ。
» 【今の5倍需要が拡大します】Webマーケティングの将来性を現役マーケターが解説

【今後の将来性・需要は?】Webマーケティング業界の未来を予想します
【今の5倍需要が拡大します】Webマーケティングの将来性を現役マーケターが解説

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まとめ:完全未経験からWebマーケターに転職する5つの方法

まとめ:完全未経験からWebマーケターに転職する5つの方法

いかがでしたか? 改めてまとめると、未経験からWebマーケターになる方法は、下記の5つです。

  • ① いきなり転職エージェント or 転職サイトから応募する
  • ② Webマーケティングスクールに通ってから転職する
  • ③ 個人で実績を出してから転職する(ブログ, YouTube, SNSなど)
  • ④ 社内異動でWebマーケティング関連部署に行く
  • ⑤ アルバイトから始める

短期間で確実にWebマーケターに転職したいなら、Webマーケティングスクールに通うことをおすすめします。

いきなり転職エージェント・転職サイト経由でWebマーケティング職の求人に応募しても、普通は採用されません。

ただ、転職エージェントに会っておくことは大切です。なぜなら、「どんな求人があるのか」「自分の経歴からするとどんな会社が向いているのか」など、アドバイスしてもらえるからです。

社内でWebマーケターを募集しているなら、社内異動を検討してもいいでしょう。

未経験からWebマーケターになるのは本当に難しいです。ただ、何も行動を起こさなければ、絶対に成功しないですよね。
イチ

最初から諦めるのはなく、「まずは本を読んでみる」「まずは転職エージェントに会ってみる」など、少しずつ前進していけばOKだと思います!

皆さんの転職活動がうまくいくことを祈っています。

おすすめの転職エージェント・転職サイトが知りたい方はこちらをどうぞ。
» Webマーケティングでおすすめの転職エージェント・サイト5選

おすすめのWebマーケティングスクールが知りたい方は、こちらを読んでみてください。
» 【口コミ・体験談あり】Webマーケティングスクール12校比較 | 2022おすすめ

今回は以上です。

※マケキャンの転職成功率98%について・・・転職活動実施者のうち転職成功した方の割合(弊社適応条件対象者) 2021年1月~2022年4月契約終了者

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